住宅ローン借り換えのタイミング

住宅ローンの借り換えは、どのタイミングでおこなえばいいのでしょうか。このページでは、住宅ローンを借り換えするタイミングについてご紹介します。

こんな人は、借り換えを検討してみてください

1.自分が借りたときよりも、住宅ローンの金利が低くなっている

次のページの、「借り換えのメリット、デメリット」でくわしくご紹介していますが、借り換えをすると、お得になる条件は、「金利差1%、ローン残高1,000万円以上、残り年数10年以上」が基本となっています。

もちろん、この条件に当てはまらくても総返済額が減る場合もありますが、上の条件に近いほど、借り換えをするメリットが大きくなります。その中でもまず確認したいのは、「借りた時の金利と、今の金利の差」です。一度ご自身のローンを確認してみてください。

2.収入が下りそう

金融機関によってことなりますが、申込み条件の年収基準を、「200万円~400万円」にしている金融機関が多くなっています(参考→住宅ローンの審査基準(年収・勤続年数・雇用形態)を比較しました!)。

「残業代が減って収入が減ってしまいそう」、「会社の業績が悪く給料が下がりそう」という人は要注意です。借り換えは、収入が安定している間におこないましょう。

3.転職する予定がある

「近いうちに転職を考えている」という人は、借り換えのタイミングです。住宅ローンの審査項目に、「勤続年数」の項目があるのですが、最低1~3年の勤続年数を基準としている金融機関が多くなっています(参考→住宅ローンの審査基準(年収・勤続年数・雇用形態)を比較しました!)。

年収がアップするような前向きな転職であれば、審査にとおる場合もありますが、基本的には会社を辞める前のほうが審査に通る確率は高くなりますので、借り換えの申し込みは転職する前におこなうようにしましょう。

4.今後金利が上がるかも

おもに「変動金利」で借り入れをしている人に当てはまる内容ですが、今後金利が上がる可能性が高そうであれば、固定金利への借り換え時です。

ただ、借り換えをするタイミングで大幅に金利が上昇した場合、「結局今の変動金利の方がマシだった…」ということになりかねないので、変動金利から固定金利に借り換える際は、十分な注意が必要です(参考→住宅ローンの金利推移と今後の動向について)。

5.健康なうちに

住宅ローンの重要な審査基準の一つに、「健康状態」の審査があります。健康状態が重要な理由は、団体信用生命保険の加入が申込みの必須条件となるためです。健康状態は、年齢とともに悪くなるのが一般的です。人生なにがあるかわかりませんので、借り換えは健康なうちに検討してください。

史上最低金利の今は、借り換えのチャンス!

現在、日銀のマイナス金利政策で住宅ローン金利は過去最低水準で推移しており、まさに借り換えのベストタイミングとなっています。上でご紹介した条件にあてはまる人は、住宅ローンの借り換えをおすすめします(参考→住宅ローンの借り換え金利・手数料比較)。

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