イオン銀行、住宅ローンのデメリット

カテゴリー:イオン銀行

最終更新日:2017年8月1日

イオン銀行の住宅ローンは、イオンならではのお得なサービスが特徴の住宅ローンですが、いくつかお伝えしたい注意点があります。イオン銀行の住宅ローンを検討中の人は、以下のデメリットも把握したうえで申込むようにしてくださいね。

デメリットその1:変動金利の引き下げ幅


出典:イオン銀行の公式サイトより転載

上の画像は、イオン銀行住宅ローンの申込みページを切り取ったものですが、変動金利は0.57%と書かれています。パッと見では、表示されている金利で住宅ローンを組むことができるように思いますが、落とし穴があります。画像の赤線が引いてある①、②をご確認くだ さい。

まず①ですが、「店頭表示利率より、ず~っと、最大年1.80%差し引きます」と書かれています(店頭表示金利については、「基準金利と適用金利の違い」をご覧ください)。 続いて②の部分は、文字が小さくてわかりにくいですが、「金利差引幅は、審査結果により決定します」と書かれています。

つまり、どういうことなのかというと、「金利の差し引き幅は、審査結果により決定するので、すべての人が0.57%の変動金利で住宅ローンを組めるわけではありませんよ」、ということが書かれています。 こちらのページの下のほうに書かれているのですが、金利の差し引き幅は、最大年1.80%で、最小は年0.30%となっています。 これを現在の店頭表示金利に当てはめてみると、以下のとおりになります。

<金利の差し引き幅が、最大の場合>
店頭表示金利 2.370%-1.80% = 年0.57%

<金利の差し引き幅が、最小の場合>
店頭表示金利 2.370%-0.30% = 年2.07%

なんと、審査結果によっては、2%の変動金利で住宅ローンを組むことになってしまいます。これなら固定金利で組んだ方がマシですね…。しかも、金利が何%になるかは、本審査にとおるまでわかりません

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一般的な住宅ローンの、審査から融資までの流れ

通常、申込みから本審査の結果がでるまでは、約1ヶ月ほどの時間がかかります。 審査の結果が出るまで、さんざん待ったあげく、「えっ、こんなに高い金利なの…?」ということになりかねません。本審査にとおっても、正式に契約しなければキャンセルできますが、これまでかかった時間がすべてムダになってしまいます。

勤務形態や現在の収入、健康面に不安がある人の場合、金利の差し引き幅が少なくなり、高い変動金利で住宅ローンを組んでしまう可能性があるので、安易に申込まずに十分に検討するようにしてください(住宅ローンの審査については、「住宅ローンの「仮審査」と「本審査」の違いとは?」をご覧ください)。

デメリットその2:定額型の融資事務手数料を選ぶと、金利が0.2%高くなる

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出典:イオン銀行の公式サイトより転載

イオン銀行住宅ローンの融資事務手数料は、定額型の「108,000円」と、定率型の「借入額×2.16%」の2種類がありますが、 定額型を選ぶと、融資事務手数料が安いぶん、金利が0.2%高くなります。変動金利で0.57%の住宅ローンが組めたとしても、定額型を選んでしまうと、0.77%になってしまうので注意が必要です。

ただし、借入額によっては返済額にほとんど差がでないこともあるので、申込みを検討中の場合は、返済額をシミュレーションをしたうえで、どちらのパターンを選ぶか決めるようにしてください。→イオン銀行の公式サイトでシミュレーションする

こちらも先ほどと同じく、上の画像③の部分に小さく書かれています。重要な内容なのに、ちょっと不親切ではないでしょうか。

デメリットその3:金利引き下げの条件、手続きが多い

イオン銀行の住宅ローンは、以下の手続きをしないと金利が引き下げられません。 手続きは、住宅ローンの契約が決まってからおこないますので、申込み前の書類の準備とかさなることはありませんが、少し面倒ですね。

<必須>
・イオンカードセレクトの申込み
・イオン銀行ダイレクトの登録

<1~4のどれか1つ>
1.イオン銀行の口座を給与振込口座に指定
2.積立式定期預金のお取引き
3.投資信託口座開設
4.カードローンBIGの申込み

イオン銀行住宅ローンのデメリットまとめ

イオン銀行住宅ローンの変動金利は、審査結果によって、他の金融機関より割高な金利になってしまうので、審査に対して不安がある人には、おすすめできません。 同じ変動金利を選ぶなら、審査結果により金利が変動しない、住信SBIネット銀行じぶん銀行がおすすめです。しかも、どちらの金融機関も0.4%台の低金利です(2017年8月1日現在)。

また、住信SBIネット銀行は、精神障害等をのぞく、すべての病気とケガで働けなくなった場合に住宅ローンの返済を保障してくれる、「全疾病保障」の団信を無料でつけることができ、じぶん銀行は、ガンと診断されるだけで住宅ローンの残高が半分になる、「ガン50%保障特約」の団信を無料でつけることができます。

どちらも、変動金利を選ぶなら、間違いなく候補に入れるべき金融機関です。気になった人は、まずは気軽にシミュレーションしてみてください。

→ 住信SBIネット銀行の公式サイトでシミュレーションする
→ じぶん銀行の公式サイトでシミュレーションする

☆イオン銀行の変動金利は、審査結果によって割高になってしまうので要注意です!

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