福邦銀行の住宅ローンを徹底分析(金利・手数料・審査など)
カテゴリー:地方銀行
最終更新日:2021年2月5日

福邦銀行は、福井県福井市に本店を置く第二地方銀行です。通称「ふくほう」と呼ばれ、地域の人に親しまれています。このページでは、福邦銀行の住宅ローン金利・手数料・審査などについて、くわしくご紹介します。
住宅ローン金利
福邦銀行のおもな住宅ローン金利は以下のとおりです。固定金利は2・3・5・10年の中から選ぶことができます。変動金利に関しては適用金利が公表されていないため、下に表示されている金利は基準金利です(参考→住宅ローンの基準金利と適用金利の違い)。適用金利が知りたい人は、店舗で直接ご確認ください。
変動金利 | 固定金利 | ||
---|---|---|---|
3年 | 5年 | 10年 | |
3.025% | 0.700% | 0.900% | 1.150% |
※福邦銀行が提供する住宅ローンのプランの中から、もっとも良い条件の金利を掲載しています。最新の金利と詳細は、必ず福邦銀行の公式サイトでご確認ください。
なお、上の表で紹介している金利で住宅ローンを組むには、福邦銀行が指定するいくつかの条件を満たさなければなりません。借入を検討している人は、条件が満たせるか確認しましょう(金利引き下げの詳細はこちら)。
また、最終的な金利は、年収や自己資金の割合、銀行との取引状況などで判断されて決まるので、人によってはさらに金利が引き下げになる可能性もあります(参考→住宅ローンの「仮審査」と「本審査」の違いとは?)。
今月のおすすめ住宅ローン
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auじぶん銀行の住宅ローン
- 変動金利(全期間引下げプラン): %
10年固定金利(当初期間引下げプラン): %
20年固定金利(当初期間引下げプラン): % - 変動金利・固定金利ともに低金利で、保障が手厚い住宅ローン。最短10日で契約まで完了するという、審査の早さも特徴的です。
くわしくはこちら : auじぶん銀行の住宅ローン金利・手数料・特徴を徹底分析!
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。
手数料
住宅ローン関連のおもな手数料は以下のとおりです。保証料と一部繰上返済手数料は無料に設定されています。融資事務手数料は、借入額(借入期間)によって高額な支払いになりますのでご注意ください。
融資事務手数料 | 借入額×1.10%~2.20% ※借入期間によって手数料がことなります(詳細はこちら) 。 |
---|---|
保証料 | 0円 |
繰上返済手数料 | 一部繰上返済:0円 全額繰上返済:5,500~55,000円 ※借入条件や返済方法によって変動します(詳細はこちら)。 |
条件変更手数料 | 16,500円 |
※福邦銀行の住宅ローン「匠」の情報を掲載しています。最新の情報やその他プランの詳細は、福邦銀行の公式サイトでご確認ください。
審査基準
福邦銀行のおもな審査基準(申込み基準)は以下のとおりです。雇用形態に決まりはないので、その他の条件を満たせば契約社員、派遣社員の人でも申込むことができます。また、福邦銀行の住宅ローンは利用できる地域に制限があります。申込む前に確認しておきましょう。
借入期間 | 35年以内 |
---|---|
借入金額 | 6,000万円以内 |
返済口座 | 福邦銀行の口座のみ |
年齢 | 20歳以上65歳未満で、80歳の誕生日までに完済できること |
年収 | 前年度年収300万円以上(51歳以上は375万円以上) |
雇用形態 | 特に決まりなし |
勤続年数 | 2年以上(自営業、会社役員の場合は3年以上) |
健康状態 | 福邦銀行が指定する団体信用生命保険に加入できること(保険料は福邦銀行が負担) |
国籍 | 日本国籍、または永住権があること |
使いみち | 新築住宅、中古住宅、新築マンション、中古マンションの購入、リフォーム、住宅建築のための土地購入、借り換え |
対応地域 | 一部地域(福邦銀行各支店の営業エリア) |
その他 | 購入する物件に、福邦銀行が第一順位の抵当権を設定すること |
※福邦銀行の住宅ローン「匠」の情報を掲載しています。最新の情報やその他プランの詳細は、福邦銀行の公式サイトでご確認ください。
審査期間
申込みから契約までの流れは以下のとおりです。必要書類の準備や記入、手続きなどもふくめると、融資実行までは1ヶ月ほど時間がかかるでしょう。余裕を持って申込みを進めるようにしてください。
仮審査の申込み
↓(審査期間:5~7日)
仮審査の結果通知
↓
本審査の申込み
↓ (審査期間:5~7日)
本審査の結果通知
↓
契約の手続き
↓
融資実行
※福邦銀行の公式サイトに掲載してある情報と、当サイト管理人が電話調査した内容を掲載しています。
福邦銀行はインターネット経由の申込みができないので、住宅ローンの申込み、契約をするには店舗へ来店する必要があります。一部の店舗は休日も営業しているので、平日は忙しくて来店できないという人は、休日営業店舗を利用しましょう(店舗の一覧はこちら)。
団体信用生命保険・特約
福邦銀行では、通常の団信と1種類の特約が用意されています(福邦銀行が提供する団信の詳細はこちら[PDF])。必要なコストは以下のとおりです。
通常の団信 | 無料(金利上乗せなし) |
---|---|
8大疾病補償付 債務返済支援保険 |
金利年0.2%上乗せ |
※福邦銀行の公式サイトに掲載してある情報と、当サイト管理人が電話調査した内容を掲載しています。
通常の団信に上乗せで特約をつけると、借入条件によっては数十~数百万円のコストがかかります。特約をつける場合は、保障内容と保険料を確認し、本当に必要なのかよく考えたうえで判断するようにしてください(参考→団体信用生命保険(団信)とは?)。
サポート体制
福邦銀行には、住宅ローンの相談ができる「ふくほうゆめプラザ」という店舗があります。ふくほうゆめプラザでは、住宅ローンにくわしい専門スタッフに無料で相談をすることができます。予約をしておけば待ち時間なく相談することがでるので、来店予約をしておくと安心です(ふくほうゆめプラザの詳細はこちら)。
その他特徴
その他の特徴として紹介したいのが、住宅ローンや給与振込など、各種サービスを契約すると「Tポイント」が貯まるサービスです。住宅ローンを新規契約すると1,000ポイントがもらえ、さらに契約期間中は毎月50ポイントがもらえます(福邦銀行×Tポイントの詳細はこちら)。
まとめ
- 金利は、変動金利と固定2・3・5・10年の中から選ぶことができる
- 保証料が無料(保証料が必要なプランもあります)
- 一部繰上返済手数料が無料
- 条件を満たせば契約社員、派遣社員でも申込みできる
- 申込みから借入までは1ヶ月ほどかかる
- 通常の団信と1種類の特約がある
- 住宅ローンの相談ができる「ふくほうゆめプラザ」がある
- 住宅ローンの新規契約で「Tポイント」がもらえる
保証料と一部繰上返済手数料が無料なのはうれしいですが、肝心の金利は強くおすすめできるような水準ではありません。借入を検討する際は、ネット銀行や大手都市銀行が提供する住宅ローンとも比較して、総合的に判断するようにしてください。
☆他の金融機関も含めて借入を検討しましょう!