南都銀行の住宅ローンを徹底分析(金利・手数料・審査など)
カテゴリー:地方銀行
最終更新日:2021年1月10日

南都銀行は、奈良県奈良市に本店を置く地方銀行です。通称「ナント」と呼ばれ、地域の人に親しまれています。このページでは、南都銀行の住宅ローン金利・手数料・審査などについて、くわしくご紹介します。
住宅ローン金利
南都銀行のおもな住宅ローン金利は以下のとおりです。固定金利は2・3・5・10・15年の中から選ぶことができます。
変動金利 | 固定金利 | ||
---|---|---|---|
3年 | 5年 | 10年 | |
0.775% | 0.680% | 0.730% | 0.900% |
※南都銀行が提供する住宅ローンのプランの中から、もっとも良い条件の金利を掲載しています。最新の金利と詳細は、必ず南都銀行の公式サイトでご確認ください。
なお、上の表で紹介している金利で住宅ローンを組むには、南都銀行が指定するいくつかの条件を満たさなければなりません。借入を検討している人は、条件が満たせるか確認しましょう(金利引き下げの詳細はこちら)。
また、最終的な金利は、年収や自己資金の割合、銀行との取引状況などで判断されて決まるので、人によってはさらに金利が引き下げになる可能性もあります(参考→住宅ローンの「仮審査」と「本審査」の違いとは?)。
今月のおすすめ住宅ローン
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auじぶん銀行の住宅ローン
- 変動金利(全期間引下げプラン): %
10年固定金利(当初期間引下げプラン): %
20年固定金利(当初期間引下げプラン): % - 変動金利・固定金利ともに低金利で、保障が手厚い住宅ローン。最短10日で契約まで完了するという、審査の早さも特徴的です。
くわしくはこちら : auじぶん銀行の住宅ローン金利・手数料・特徴を徹底分析!
手数料
住宅ローン関連のおもな手数料は以下のとおりです。インターネットバンキングを利用した繰上返済はできますが、手数料は有料です。
融資事務手数料 | 55,000円 |
---|---|
保証料 | 194,644~389,593円(借入額1,000万円、借入期間30年、一括払いの場合) ※借入条件によって変動します(詳細はこちら)。 |
繰上返済手数料 | 一部繰上返済:8,800~33,000円 全額繰上返済:11,000~33,000円 ※借入条件や返済方法によって変動します(詳細はこちら)。 |
返済条件変更手数料 | 11,000~33,000円 |
※南都銀行の「<ナント>ホームローン (変動・固定金利選択型)」の情報を掲載しています。最新の情報やその他プランの詳細は、南都銀行の公式サイトでご確認ください。
審査基準
南都銀行のおもな審査基準(申込み基準)は以下のとおりです。雇用形態に決まりはないので、その他の条件を満たせば契約社員、派遣社員の人でも申込むことができます。また、南都銀行の住宅ローンは利用できる地域に制限があります。申込む前に確認しておきましょう。
借入期間 | 40年以内 |
---|---|
借入金額 | 2億円以内 |
返済口座 | 南都銀行の口座のみ |
年齢 | 20歳以上70歳未満で、80歳の誕生日までに完済できること |
年収 | 前年度年収200万円以上 |
雇用形態 | 特に決まりなし |
勤続年数 | 1年以上 |
健康状態 | 南都銀行が指定する団体信用生命保険に加入できること(保険料は南都銀行が負担) |
国籍 | 日本国籍、または永住権があること |
使いみち | 新築住宅、中古住宅、新築マンション、中古マンションの購入、リフォーム、土地の購入、それにともなう諸費用・諸経費、借り換え |
対応地域 | 一部地域(南都銀行各支店の営業エリア) |
その他 | 購入する物件に、南都信用保証株式会社が第一順位の抵当権を設定すること |
※南都銀行の「<ナント>ホームローン (変動・固定金利選択型)」の情報を掲載しています。最新の情報やその他プランの詳細は、南都銀行の公式サイトでご確認ください。
審査期間
申込みから契約までの流れは以下のとおりです。必要書類の準備や記入、手続きなどもふくめると、融資実行までは1ヶ月ほど時間がかかるでしょう。余裕を持って申込みを進めるようにしてください。
事前審査の申込み
↓(審査期間:2~3日)
事前審査の結果通知
↓
本審査の申込み
↓ (審査期間:3~7日)
本審査の結果通知
↓
契約の手続き
↓
融資実行
※南都銀行の公式サイトに掲載してある情報と、当サイト管理人が電話調査した内容を掲載しています。
南都銀行はインターネット経由の申込みができないので、住宅ローンの申込み、契約をするには店舗へ来店する必要があります。一部の店舗は休日も営業しているので、平日は忙しくて来店できないという人は、休日営業店舗を利用しましょう(店舗の一覧はこちら)。
団体信用生命保険・特約
南都銀行では、通常の団信と4種類の特約が用意されています。必要なコストは以下のとおりです。
通常の団信 | 無料(金利上乗せなし) |
---|---|
がん保障特約 | 金利年0.1%上乗せ ※満46歳以上50歳未満の場合は、金利年0.2%上乗せ。 |
三大疾病保障特約 | 金利年0.2%上乗せ |
ライフサポート団信 | 金利年0.3%上乗せ |
夫婦連生団信 | 金利年0.2%上乗せ |
※南都銀行の公式サイトに掲載してある情報と、当サイト管理人が電話調査した内容を掲載しています。
通常の団信に上乗せで特約をつけると、借入条件によっては数十~数百万円のコストがかかります。特約をつける場合は、保障内容と保険料を確認し、本当に必要なのかよく考えたうえで判断するようにしてください(参考→団体信用生命保険(団信)とは?)。
サポート体制
南都銀行には、住宅ローンの相談ができる「<ナント>エルプラザ」という店舗があります。<ナント>エルプラザでは、住宅ローンにくわしい専門スタッフに無料で相談をすることができます。予約をしておけば待ち時間なく相談することがでるので、来店予約をしておくと安心です(<ナント>エルプラザの詳細はこちら)。
その他特徴
その他の特徴として紹介したいのが、お得なポイントサービス「<ナント>ポイントサークル」です。<ナント>ポイントサークルとは、ポイントを貯めると、「コンビニATM手数料無料」や「繰上返済手数料割引」などのお得な特典が利用できるサービスです。住宅ローンを契約すると50ポイントがもらえます。
その他、給与振込の指定や、定期預金などでもポイントをもらうことができます(<ナント>ポイントサークルの詳細はこちら)。
まとめ
- 金利は、変動金利と固定2・3・5・10・15年の中から選ぶことができる
- 繰上返済手数料は、一部・全額ともに有料
- 条件を満たせば契約社員、派遣社員でも申込みできる
- 申込みから借入までは1ヶ月ほどかかる
- 通常の団信と4種類の特約がある
- 住宅ローンの相談ができる「<ナント>エルプラザ」という店舗がある
- お得なポイントサービス「<ナント>ポイントサークル」がある
金利は高めで特に目立ったサービスもないため、個人的にはあまりおすすめできません。借入を検討する際は、ネット銀行や大手都市銀行が提供する住宅ローンとも比較して、総合的に判断するようにしてください。
☆他の金融機関も含めて借入を検討しましょう!