住宅ローン保証料の相場
カテゴリー:保証料
最終更新日:2018年6月1日

「住宅ローンの保証料とは?」のページで、住宅ローンの保証料についてご紹介しましたが、保証料の相場はいくらなのでしょうか。3,000万円の住宅ローンを、35年で返済する場合、「大手都市銀行」、「地方銀行」、「信用金庫」で、保証料がどの程度必要なのか調査しました。
ちなみに、保証料の支払い方法は「一括前払い型」と「利息組込み型」の2種類がありますので、それぞれでいくら必要になるか計算してみます。まずは、「一括前払い型」の例をご紹介します。
一括前払い型の場合
銀行名 | 保証料/一括前払い型 |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 650,760円 ( 借入額1,000万円あたり206,120円 ) |
横浜銀行 | 652,830円 ( 借入額1,000万円あたり206,810円 ) |
千葉信用金庫 | 778,740円 ( 借入額1,000万円あたり259,580円 ) |
※2016年6月26日現在の保証料で計算
上記金融機関の場合、借入額3,000万円、返済期間35年で、保証料を一括前払いすると、約65万円~78万円程度が必要になります。もちろん、金融機関によって設定している保証料は違いますので、あくまで一つの目安として、この程度の保証料がかかるとお考えください。
利息組込み型の場合
「利息組込み型」とは、保証料を一括前払いせずに、月々の住宅ローン返済に含めて支払う方法のことをいいます。利息組込み型を利用する場合、三菱UFJ銀行、横浜銀行の場合は0.2%ほど住宅ローン金利が高くなり、千葉信用金庫の場合は、審査結果により0.08%~0.4%のあいだで住宅ローン金利が高くなります。
銀行名 | 保証料/利息組込み型 |
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三菱UFJ銀行 | 1,199,940円 ( 35年固定金利1.11%に0.2%金利を上乗せして計算した場合 ) |
横浜銀行 | 1,257,900円 ( 35年固定金利1.60%に0.2%金利を上乗せして計算した場合 ) |
千葉信用金庫 | 2,480,520円 ( 35年固定金利1.35%に0.4%金利を上乗せして計算した場合 ) |
※2016年6月26日現在の金利で計算
こうして比較してみると、かなりの金額差がありますね。千葉信用金庫の一括前払い型と、利息組込み型では、約170万円も差額があります!単純に保証料のみで比較すると、一括前払い型の方が断然お得に感じますが、「一括前払い型」は返済総額を少なくでき、「利息組込み型」は、住宅ローンを組む際の諸費用負担を軽くできるというメリットがありますので、ご自身の状況に合わせてどちらを選ぶか検討するようにしてください。
☆支払い方法の違いで、保証料の総額は大きく変わります!