EU離脱で住宅ローン金利はどうなる?!

カテゴリー:金利

最終更新日:2016年8月26日

6月24日のイギリス国民投票で、離脱の票が過半数を占め、離脱派の勝利が確定しました。これにより、イギリスは今後離脱に向けた手続きを進めるものとみられますが、離脱派の勝利が確定したことで、10年以上の住宅ローン固定金利が、現状よりさらに低下する可能性が出てきました。

こちらのページでは、なぜイギリスのEU離脱が原因で住宅ローン金利が下がるのか、わかりやすく説明したいと思います。

なぜ10年以上の長期固定金利が下がるのか?

こちらのマイナス金利のページで、国債の利回りと住宅ローン金利の関係についてご紹介していますので、 詳しい説明は省かせていただきますが、固定金利は、日本国債の中で、最も市場規模の大きい10年物国債の利回りと連動して金利が変動する仕組みになっています。

固定金利と国債の関係
変動金利に大きな影響はなさそうです。

EU離脱派の勝利から、住宅ローン金利が下がるまでの流れを簡単にご説明すると、以下のとおりです。

EU離脱派の勝利

イギリスの信用低下

「ポンド(ユーロ)」の価値が下がる

安全資産とされる日本の「円」、「国債」が買われる

国債の利回りが下がる

住宅ローン金利が低下する

<国債の価格と利回りの関係>
国債の購入者が増える 国債の購入者が減る
国債の価格が上がる↑ 国債の価格が下がる↓
利回りが下がる↓ 利回りが上がる↑

2016年6月24日14時現在の10年物国債の利回りは、「-0.158%」ですが、イギリスの信用低下により、日本国債が買われることで、今後国債の利回りが-2%以上になる可能性もでてきました。住宅ローン金利はマイナス金利の影響ですでに過去最低水準まで下がっていますが、今度さらに低下する可能性が出てきているという訳です。参考までに大手金融機関、主要ネット銀行の現在の金利をご紹介します。

住宅ローン金利一覧(2016年7月1日更新)

※( )内の数字は、前月(6月)からどれだけ金利が下がったかを表しています。

<民間住宅ローン>
銀行名 変動金利 固定金利 詳細情報
10年 35年
ソニー銀行
注目
0.499%
(変動なし)
0.700%
-0.09%
0.954%
-0.235%
詳しく
イオン銀行 0.570%
(変動なし)
0.790%
(変動なし)
詳しく
新生銀行 0.550%
(変動なし)
0.850%
-0.05%
1.600%
-0.15%
詳しく
住信SBI
ネット銀行

注目
0.497%
-0.071%
0.510%
-0.90%
1.150%
-0.13%
詳しく
じぶん銀行 0.497%
(変動なし)
0.730%
-0.04%
1.840%
-0.16%
詳しく
三菱東京
UFJ銀行

注目
0.625%
(変動なし)
0.550%
-0.30%
1.00%
-0.11%
詳しく
カブドットコム
証券
0.580%
(変動なし)
0.500%
-1.00%
詳しく
<フラット35>
銀行名 固定金利のみ 詳細情報
15年~20年 21年~35年
楽天銀行
注目
0.850%
-0.14%
0.930%
-0.17%
詳しく
ARUHI 0.850%
-0.14%
0.930%
-0.17%
詳しく

7月の金利は大幅に下がる結果となり、ソニー銀行においては、35年の固定金利で1%を切りました。思わず「変動金利か!」と言いたくなるレベルですね(笑)。上記は2016年7月の金利です。最新の住宅ローン金利はこちらをご覧ください。

☆2016年7月、住宅ローン金利は過去最低水準まで下がりました!

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