住宅ローンの頭金(自己資金)はいくら必要?平均額は?

カテゴリー:住宅ローン

最終更新日:2017年1月13日

住宅ローンは、頭金(自己資金)を用意しなくても組むことができますが、頭金が少ないほど返済額は多くなり、借りた後の負担が大きくなります。頭金は1~2割を目安に用意するようにしましょう。このページでは、頭金を用意したほうがいい2つの理由と、頭金の平均額についてご紹介します。

理由その1:頭金を用意すると、金利が下がる金融機関が多いから

まず、1つ目の理由ですが、「頭金を1~2割用意することで、金利が下がる金融機関が多い」からです。例えば下の画像は、イオン銀行住宅ローンの、申込みページから転載したものですが、①の部分をご確認ください。


出典:イオン銀行の公式サイトより転載

①には、「最大年1.80%差し引きます」と書かれおり、②の部分には、「金利差引幅は、審査結果により決定します」と書かれています(文字が小さくてわかりにくいですが…)。ようするに、「イオン銀行が定める審査基準をもとに、金利を引き下げる率を決める」ということが書かれているのですが、頭金を多く用意することで、金利引下げ幅が最大になる可能性は高くなります。

もちろん住宅ローンの審査は、頭金の「あり」、「なし」だけではなく、さまざまな内容で審査されますが、何年もかけてコツコツ頭金を用意した人と、無計画に頭金なしで住宅ローンを組もうとしている人では、金融機関からの評価がわかれるのはあたりまえですよね(参考→住宅ローンの「仮審査」と「本審査」の違いとは?)。

今回ご紹介したイオン銀行に限らず、頭金の「あり」、「なし」を金利引下げの条件にしている金融機関は多いので、申込み前にしっかり確認するようにしてください。頭金を金利引下げの条件に指定している金融機関で住宅ローンを組む場合は、なるべくいい金利で住宅ローンを組めるように準備をしましょう。

理由その2:総返済額が少なくなるから

2つ目の理由ですが、「頭金を用意した方が、総返済額が少なくなる」からです。 以下の条件で、3,000万円の物件を、頭金2割(600万)用意して買った場合と、頭金なしで買った場合の総返済額を比較してみました。

<頭金が「ある場合」と「ない場合」の比較>
頭金2割の場合 頭金なしの場合
物件の価格 3,000万円 3,000万円
頭金 600万円 0円
借入期間 35年 35年
借入額 2,400万円 3,000万円
金利 1.50% 1.50%
利息 約686万円 約857万円
毎月の返済額 73,484円 91,855円
総返済額 約3,086万円 約3,858万円

いかがでしょうか。頭金を2割用意すると、約171万円も利息が少なくなります。毎月の返済額は、約1万8,000円も差があるので、差額を繰上返済用に貯蓄することもできますね。

頭金の平均額はいくら?

以下のデータは、国土交通省が毎年提供している、「マイホーム購入者約3,000名に対する調査内容」から転載したものですが、多くの人が2~3割ほど頭金を用意しています。

価格の安い中古住宅、中古マンションでは、3~4割近くまで頭金を用意する人が多くなっています。皆さん結構頭金を用意していますね。

頭金を用意して、かしこく住宅ローンを組みましょう!

頭金を用意するメリットについては、ご理解いただけましたか?物件購入額の3割とはいいませんが、頭金を用意すると多くのメリットが受けられますので、1~2割を目安に頭金を用意するようにしてください。

ただし、家計に余裕がないのに無理して頭金を用意するのは、今後住宅ローンを返済できなくなる可能性もあるのでやめてくださいね。そういった人は、「そもそも本当に家を買ったほうがいいのか?」というところから考え直しましょう。

☆物件購入額の1~2割を目標に頭金を用意しましょう!

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