銀行が倒産したら、住宅ローンはどうなる?

カテゴリー:住宅ローン

最終更新日:2017年2月10日

銀行が倒産したら、あなたが組んだ住宅ローンはいったいどうなるのでしょうか?万が一、銀行が倒産した際にあわてることのないよう、重要なポイントをしっかり理解しておきましょう。

住宅ローンの返済は、新たな銀行に引き継がれます

住宅ローンを組んでいる銀行が倒産した場合、住宅ローンの返済は、新たな銀行に引き継がれます。その理由ですが、住宅ローンは、「アイフル」や「アコム」などの消費者金融で借りる無担保のローンとはちがい、担保になっているあなたの家を売れば、貸したお金を回収することができる有担保のローンだからです(参考→住宅ローンの抵当権とは?)。そのため、すすんで引受け先となる銀行があらわれるというわけです。

住宅ローンを組んでいる銀行が倒産した後の流れ

基本的には契約した内容がそのまま引き継がれて、引受け先の銀行で住宅ローンを返済していくことになりますが、契約内容が引き継がれない可能性もありますので、不安な人は、住宅ローンを組んでいる(組む予定)の銀行に、「万が一、倒産したら契約内容はどうなるのか?」を、確認するようにしてください。

「銀行が倒産したら、組んでいる住宅ローンがチャラになる?!」とお考えの人もいるかもしれませんが、それはありませんので覚えておきましょう。

倒産した銀行に「住宅ローン」と「預金」の両方がある場合

銀行が倒産した場合、私たちの預金は、預金保険制度という制度により、一人あたり1,000万円とその利息までは保証の対象となり戻ってきますが、それ以上預けている場合は保証の対象外となり、戻ってこない可能性があります。ただし、倒産した銀行に「住宅ローン」と「預金」の両方がある人の場合、1,000万円を超える部分の預金は、住宅ローンの返済にあてることができます。これを「相殺(そうさい)」といいます。

預金と住宅ローンが相殺される一例

相殺をおこなうためには、こちらから倒産した銀行に対して相殺をする意思を伝えたうえで、手続きをおこなう必要があります。一般的には、「預金残高」と「住宅ローン残高」をどのように相殺するのかを書いた書面と、預金通帳や証書(権利・義務などを証明する書類)を用意して、倒産した銀行に提出する必要がありますが、銀行によって手続きの方法はちがいますので、事前に確認しておきましょう。

倒産してしまった銀行に「1,000万円以上の預金」と、「返済中の住宅ローン」がある場合は、このしくみをうまく使って損をしないようにしてください。

☆万が一、倒産した際に、あわてないようにしましょう!

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