住宅ローンの審査は、複数の銀行に申込みましょう!
カテゴリー:審査
最終更新日:2020年6月5日

マイナス金利の影響で金利は過去最低水準となっており、住宅ローンを組む(借り換える)には絶好のチャンスとなっていますが、申込みを検討中の人にお伝えしたい注意点があります。それは、「複数の銀行で審査(申込み)しないと損をするかもしれない」、ということです。
住宅ローンは、1つの銀行でしか審査できないと思っている人が多いですが、住宅ローンは複数の銀行で同時に審査してもOKなんです!このページでは、「時間」も「お金」も損をしないための申込み手順をご紹介します。
なぜ、複数の銀行で審査したほうがいいのか?
一般的に、住宅ローンの申込みから契約までは、以下の手順で進んでいきます。

受験や就職活動の経験がある人はわかると思いますが、「第1志望」から「第3志望」くらいまで、行きたい学校や会社を選びませんでしたか?住宅ローン選びもこれと同じです。1つよりも3つ申込んだ方が、審査に落ちる可能性は低くなりますよね。1つの銀行のみに申込み審査に落ちてしまうと、住宅ローン選びからやり直しになってしまいます(参考→住宅ローンの「仮審査」と「本審査」の違いとは?)。
審査に申込んで実際に融資されるまでは、早くても約1ヶ月はかかります。審査に落ちてしまうと、それまでにかかった「時間」がムダになってしまいますし、新しい住宅ローンを選び直しているうちに、金利が上昇して、想定していたよりも「返済額」が増えてしまうかもしれません。そのため、複数の銀行で同時に審査するのをオススメするというわけです。

複数の銀行に申込みをすると、「銀行のブラックリストにのってしまい、住宅ローンを組めなくなるのでは…?」と考える人もいるようですが、それはありません。
「プロミス」や「アコム」などの消費者金融に複数(何か所も)申込んだ場合は、借りたお金を返せない可能性があると判断され、一定の件数をこえるとブラックリストにのってしまいますが、住宅ローンの場合は、住宅を購入するための資金として使用目的がしっかりしているし、万が一住宅ローンを返せなくなったとしても、住宅(土地)の担保があります。
私たちが複数の銀行に申込んだからといって、銀行にとっては何のデメリットもありません。自分たちの銀行で住宅ローンを組んでくれるかもしれないのに、複数申込んでいるというだけで、いちいちブラックリストにしていたら、せっかくの機会をのがしてしまうことになりますよね。
審査結果には期限があります
住宅ローンの審査結果には期限があり、審査結果の期限内に「申込む」か「キャンセルする」かを選ぶことができます。以下の表に主要金融機関が提供している、住宅ローンの審査期限をまとめましたので、申込みの参考にしていただければと思います。
銀行名 | 仮審査 有効期限 |
本審査 有効期限 |
詳細 |
---|---|---|---|
ソニー銀行 | 60日 | 60~90日 | ![]() |
SBI新生銀行 | 仮審査なし | 180日 | ![]() |
住信SBI ネット銀行 |
180日 | 180日 | ![]() |
ジャパン ネット銀行 |
180日 | 180日 | ![]() |
イオン銀行 | 90日 | 180日 | ![]() |
SBIマネー プラザ |
180日 | 180日 | ![]() |
三菱UFJ 銀行 |
180日 | 270日 | ![]() |
※各金融機関のウェブサイトに掲載されている情報と、当サイト管理人が電話調査した内容を掲載していますが、掲載時点においての情報であり、その最新性を保証するものではありません。最新の情報は、各金融機関のウェブサイトで必ずご確認ください。。
上の表でご紹介している期限以内なら、審査にとおった後に申込みを保留することができます。最低でも2つ、できれば3つの銀行で同時に審査をして、その中でもっともいい条件だった銀行で住宅ローンを組みましょう!よろしければ、以下の住宅ローンランキングも合わせてご活用ください。
→ 住宅ローン総合ランキング
→ 住宅ローン借り換え総合ランキング
→ 変動金利ランキング
→ 10年固定金利ランキング
→ 20年固定金利ランキング
→ 35年固定金利ランキング
→ フラット35ランキング
☆審査のしくみと流れを理解して、損をしないように計画的に準備を進めましょう!