住宅ローンの融資事務手数料とは?
カテゴリー:融資事務手数料
最終更新日:2019年10月1日

融資事務手数料とは、住宅ローンを組む時に「金融機関に支払う手数料」のことです。このページでは、主要金融機関が設定している融資事務手数料と注意点をご紹介します。
融資事務手数料の比較と注意点
融資事務手数料は、「定額」で支払うパターンと、「定率(借入額の0.5~2%[税込]ほど)」で支払う2パターンがあります。以下の表は、主要金融機関が提供する融資事務手数料と保証料を比較したものですが、金融機関によって支払い方法が違うことがわかると思います。
金融機関 | 融資事務 手数料 (税込) |
保証料 (税込) |
詳細 |
---|---|---|---|
ソニー銀行 | 44,000円 ※住宅ローンを 選んだ場合 |
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SBI新生銀行 | 55,000円~ ※借入条件 により変動 |
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住信SBI ネット銀行 |
借入額 ×2.20% |
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PayPay銀行 | 借入額 ×2.20% |
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イオン銀行 | 借入額 ×2.20% ※定率型を 選んだ場合 |
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SBI マネープラザ |
借入額 ×2.20% |
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三菱UFJ 銀行 |
借入額 ×2.20% |
0円 | ![]() |
※各金融機関がウェブサイトで公表している融資事務手数料と保証料を掲載しています。
その中でも注意したいのが、借入額の0.5~2%(税込)ほど支払うパターンです。借入額が少ない場合はいいのですが、借入額が多いとその分融資事務手数料が高くなってしまいます。例えば、上の表の住信SBIネット銀行で3,000万円の住宅ローンを組むと、66万円(3,000万円×2.20%[税込])の支払いが必要になります。
その他の手続きにかかる手数料(印紙代、抵当権設定費用など)を含めると、借入額によっては100万円近い手数料がかかることもあります。融資事務手数料はどの金融機関でも同じではありませんので、必ず確認するようにしてください。
ちなみに、上の表では、三菱UFJ銀行の住宅ローン以外は保証料が無料になっていますが、これにはワケがあります。くわしくは「保証料なしの住宅ローンの理由」をご覧ください。
金利・手数料を含めた総返済額で比較しましょう
各金融機関のホームページでは、金利の低さや手数料の安さだけが強調されていることが多いですが、大切なのは、金利・手数料を含めた総返済額で比較検討することです。金利が高いからダメ、手数料が高いからダメと判断するのではなく、総合的に判断して借入をしましょう。
☆融資事務手数料は、「定額」と「定率」の2パターンがあります!