消費税増税延期で、マイホーム購入への影響は?

カテゴリー:税制

最終更新日:2016年8月26日

2017年4月に予定されていた消費税率10%への引き上げが、2年半延期されることになりました。社会保障や財政への影響については、さまざまなメディアで紹介されていますが、マイホーム購入に関してはどのような影響があるのでしょうか。

このページでは、消費税増税の延期で、マイホーム購入にどのような影響があるのか、わかりやすくご紹介したいと思います。今回の増税延期でマイホーム購入に影響があるのは以下の3つです。

1. 次の消費税率引き上げまで猶予ができる

これはあたり前の話しですが、消費税の増税が延期されたことで、増税前にマイホームを購入したいと考えていた人は、購入のタイミングをじっくり考えることができるのではないでしょうか。

例えば、3,000万円のマイホームを購入する場合、消費税8%であれば240万円、消費税10%であれば300万円の消費税になり、その差額は60万円になりますが、60万円という金額だけに目がいってしまい、よく考えずにあわててマイホームを購入して、後々の返済が厳しくなってしまえば意味がありません。猶予期間があるうちに、「なんのために、どのようなマイホームを買うのか」ということを、しっかり考えて購入の準備を進めましょう。

2. 住宅ローン控除の延長

2019年6月末までにマイホームを購入した人で、所定の条件を満たせば、最大500万円のお金が戻ってくる「住宅ローン控除」ですが、 消費税増税が延期されたことを考えると、終了期間が延長される可能性があります。

まだ正式に発表はされておりませんが、住宅ローン控除は、消費税増税によるマイホーム購入者の負担を減らすための制度とも言えますので、延長されると考えて間違いないと思います。 現在控除期間は10年ですが、もし期間が延長されることになれば、控除額が増えることになるので嬉しいですね。

3. 住宅取得等資金贈与の特例の後ろ倒し

住宅取得等資金贈与の特例」とは、マイホーム購入の資金を贈与してもらう際に、一定の額が非課税になる制度のことですが、2017年4月に消費税が増税される前提で、以下の表のとおり非課税額が決められています。

<住宅取得等資金贈与の特例の非課税額>
マイホームの購入年 消費税10%で購入 消費税10%以外で購入 ※1
2016年1月~2016年9月 1,200万円
2016年10月~2017年9月 3,000万円
2017年10月~2018年9月 1,500万円 1,000万円
2018年10月~2019年6月 1,200万円 800万円

※1 消費税8%でマイホームを購入した人や、個人間売買で中古住宅を購入した人

消費税が8%から10%に増税される2016年10月~2017年9月の期間が、もっとも非課税額が多い、3,000万円に設定されていますが、増税が2年半後に延期になるので、3,000万円の非課税額も合わせて後ろ倒しになる可能性が高いです。 そのため、3,000万円の非課税額を見込んでマイホーム購入を検討していた人は、計画の見直しが必要になるかもしれません。

住宅ローン控除の延長」、「住宅取得等資金贈与の特例の後ろ倒し」については、正式に発表されたものではなく、あくまで予測ですので、今後の政府の動向をチェックしつつ、マイホーム購入の準備を進めていきましょう!

また、こちらの「住宅ローンの金利・手数料比較」のページでは、金利・手数料の低い、特におすすめの住宅ローンを紹介しています。マイホーム購入の準備と合わせて、住宅ローン選びの準備も進めてくださいね。

☆マイホーム購入の予定がある人は、状況に合わせて計画を見直しましょう!

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